コースについて

全10回

ビジネス日本語実践Ⅰコース

  • レッスン対象レベル
  • 上級
  • (日本語能力試験N1以上)
  • 1回50分×全10回コース

日本の会社で実務経験が3年程度(またはそれ以上)ある方を対象とした実践的なコースです。社内での日常業務や、社外との調整、交渉などの場面で、相手に配慮した行動を考え、より洗練された日本語表現が使えるようになることを目指します。また、ビジネス場面でよく使われる慣用句や、場にふさわしい改まった表現などについても学び、日本語力アップに繋げます。

レッスン テーマ 内容
1 社内会議での質問 社内の定例会議の内容について、要点を理解する時のポイントを確認する。また、会議内容の不明点について、状況に合わせた質問の表現を学ぶ。
2 定例会議の議事録 定例会議の議事録に必要な内容について改めて確認した上で、状況に応じた表現について学ぶ。また、議題の結論が曖昧な点について確認をとりながら議事録を取る練習を行う。
3 業務の引継ぎ  社内の業務の引継ぎについて、煩雑な内容を整理して説明したり、相手の理解度を確認しながら説明したりすることを学ぶ。
4 会議の招集と司会進行 社内会議の日程調整のメールの書き方について学ぶ。また、会議の司会進行の流れと表現を学ぶ。
5 調査・分析の報告 調査、分析の結果についてわかりやすく説明する方法と、説得力を持たせた説明の仕方と表現を学ぶ。
6 社内ヒアリング 業務をスムーズに行うために関係者に協力、相談するメールの書き方を学ぶ。また、ヒアリングについて、相手の回答を引き出すコツと表現についても学ぶ。
7 オンライン会議での発表 社外のオンライン会議において、参加者に配慮する声がけの表現について確認する。また、プレゼンテーション後の質問に対し、場にふさわしい表現を使って回答する仕方を学ぶ。
8 トラブル対応 トラブル発生時に、状況を整理して報告や相談する仕方を学ぶ。また、お客様や取引先に配慮しつつクレームを入れる表現、クレームを受けた時の丁寧なお詫びや提案の表現も学ぶ。
9 自社商品・サービスの紹介 展示会などでの初対面の人への話しかけ方や、話の切り上げ方について考える。また、自社商品・サービスについて、他社との違いやアピールポイントをわかりやすく説明する方法、表現について学ぶ。
10 確認クイズと振り返り コース内容の確認テスト(10問程度)と、これまでの内容の振り返りを行う。

内容、進度は一部変更となることがあります。

教材・レッスン内容

1レッスンにつき、数枚のプリントを使用し、それに沿って授業が進みます。まず、講師とその日のテーマに沿った簡単な会話とビジネス場面でよく使う表現を確認します。その後、レッスンのメインテーマの学習と応用を行います。コースの最後には簡単な確認テストがあります。

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